「常軌逸した不快な発言」橋下代表発言に米国務省[2013/05/17 08:00]

 日本維新の会の橋下代表の従軍慰安婦を巡る発言について、アメリカ国務省の報道官が「常軌を逸した不快な発言だ」と批判しました。

 米国務省・サキ報道官:「橋下代表の発言は、常軌を逸した不快な発言だ。日本には、この(従軍慰安婦)問題だけでなく、過去の問題について近隣諸国と取り組んで前向きな関係を育んでほしい」
 国務省のサキ報道官は、戦時中に女性たちが性的な目的で売買されたことは不幸で、その多くが明らかに重大な人権侵害だとする、アメリカの従軍慰安婦に対するこれまでの見解を改めて説明しました。そのうえで、「被害者に心から深く同情している」と述べました。橋下代表の発言について、アメリカ政府の高官がこのように厳しい表現で批判したのは初めてのことです。

こちらも読まれています