ロケット弾で4人けが シリア内戦レバノン飛び火[2013/05/27 01:21]

 中東レバノンの首都ベイルート近郊の住宅地に2発のロケット弾が撃ち込まれ、4人がけがをしました。シリアの内戦への介入を表明したイスラム原理主義組織への反発とみられています。

 ロケット弾は26日朝、ベイルート南部の住宅街に相次いで着弾し、地元メディアはシリア人労働者4人がけがをしたと伝えています。住宅地はレバノンで影響力を持つイスラム教シーア派の原理主義組織「ヒズボラ」の支配地域で、シリア内戦への介入を明らかにしたヒズボラへの反発が攻撃の背後にあるのではという見方が広がっています。ヒズボラの指導者・ナスララ師は24日、演説でシリアのアサド政権を支援し、兵士をシリア国内での戦闘に参加させていることを明らかにしていました。

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