特許侵害で…アップル一部製品の米国での販売禁止へ[2013/06/05 14:07]

 アメリカ国際貿易委員会は、アップルの「iPhone(アイフォーン)」などの一部のモデルが韓国のサムスン電子の特許を侵害していると認定しました。

 特許侵害と認定されたのは旧型の「iPhone4」や「iPad(アイパッド)2」などで、アップルがアメリカの大手通信社「AT&T」向けに製造している製品です。「iPhone4S」と「iPhone5」は対象になっていません。この決定はすでにオバマ大統領に送付されていて、大統領が承認すればアップルは対象となった製品の輸入・販売ができなくなります。アップルの広報担当者は委員会の決定に対し、「失望している」とし、不服を申し立てる方針を明らかにしています。スマートフォンの販売で競合関係にあるアップルとサムスン電子は、世界各地の約10カ国の法廷で特許を争っています。

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