北朝鮮国連代表が会見 国連軍司令部解体求める[2013/06/22 07:20]

 北朝鮮の国連大使がニューヨークの国連本部で異例の記者会見を行い、韓国にある国連軍司令部の解体などを求めました。2国間協議を呼びかけたアメリカに対し、自国の立場をアピールする狙いとみられています。

 申善虎(シン・ソンホ)北朝鮮国連大使:「朝鮮半島は今年に入り、北朝鮮とアメリカによる戦争の瀬戸際に近づいている」
 北朝鮮の国連大使が記者会見をするのは異例のことです。申大使は、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に改めるため、在韓アメリカ軍が主体の国連軍司令部の解体などを求めました。また、アメリカに対し、「広く、突っ込んだ議論ができる」などと米朝高官協議の開催を改めて求めています。異例の会見では、さまざまな質問がされました。
 申善虎北朝鮮国連大使:「(Q.人権問題については?)北朝鮮に人権問題は存在しない」

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