訪中の韓国大統領 西安のサムスン電子工場を視察[2013/06/30 15:58]

 中国を訪問している韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、西安に建設中のサムスン電子の工場を視察し、中韓の経済協力推進をアピールしました。

 陝西省西安に建設中のサムスンの半導体工場は投資額70億ドルで、韓国政府によりますと、外国企業の中国投資としては過去最大規模としています。内陸部の開発を進めたい中国と中国市場でのシェア拡大を狙う韓国の思惑が一致した事業で、朴大統領は、経済協力をアピールするために地方視察を西安に決めたということです。朴大統領は、「この半導体工場が両国の共同体発展に寄与することを望む」と記帳しました。陝西省は習近平国家主席のゆかりの地でもあり、一連の訪中日程で韓国政府としては中国への接近をアピールした形です。

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