米NSA盗聴 在米日本大使館も標的か 英メディア[2013/07/01 14:01]

 アメリカのNSA=国家安全保障局による情報収集問題で、イギリスの新聞が在米の日本大使館が盗聴の標的になっていたと報じました。

 イギリスの「ガーディアン」紙は30日、NSAがワシントンの日本大使館を含む38の在米大使館などに対し、盗聴などの通信傍受を行っていたと報じました。元CIA=中央情報局の職員、エドワード・スノーデン容疑者が暴露したNSAの極秘文書の一部から明らかになったということです。また、ワシントンのEU=ヨーロッパ連合の代表部でも盗聴が行われていたとドイツのメディアが報じていて、EUがアメリカ政府に説明を求めるなど波紋が広がっています。日本大使館が盗聴の標的になっていたと報じられたことについて、菅官房長官は会見で「外交ルートを通じて内容の真偽を強く求めていきたい」とコメントしました。

The Guardian、Glenn Greenwald and Laura Poitras

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