ロシアのプーチン大統領は、元CIA=米中央情報局職員のエドワード・スノーデン容疑者について「立場を変えつつある」と話し、反米活動をやめる意向を固めたという見方を示しました。
プーチン大統領:「チャンスがあれば、(彼は)すぐに亡命先に行くだろう」
プーチン大統領は15日、「スノーデン氏の最近の発言から判断すると、立場を変えつつある」と話し、ロシア側が示した反米活動の停止という亡命受け入れの条件を承諾したという見方を明らかにしました。ただ、亡命の最終決定については「状況は、今のところ完全には明らかになっていない」と指摘し、不透明な点が残っていることを強調しました。スノーデン容疑者は先週、国際人権団体のメンバーらと面会し、ロシアに亡命申請する意向を表明していますが、移民当局は、申請はまだ行われていないとしています。
(C)The Guardian,Glenn Greenwald and Laura Poitra
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