自民圧勝で中・韓メディア 日本の右傾化に警戒感[2013/07/22 05:54]

 参議院選挙での自民党圧勝を受け、中国や韓国のメディアは日本の右傾化を警戒しています。

 中国の国営新華社通信は、「憲法改正などの問題を意図的に避け、アベノミクスへの国民投票にすり替えた。圧勝の化けの皮を剥ぐと、羊頭狗肉(ようとうくにく)だと分かる」と批判的に分析しています。そのうえで、「右翼的色彩を持つ安倍政権の長期化は、世界の不安定化の源になり得る」と警戒感を示しています。また、韓国の連合ニュースは「韓国や中国などの周辺国との関係は、当分冷え込んだ状態が続くものとみられ、平和憲法改正など右傾化の動きにも弾みがつく見通し」と分析しています。

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