その時運転士は電話中だった スペイン列車脱線事故[2013/07/31 11:51]

 79人が死亡したスペインの列車脱線事故で、事故当時、列車の運転士が電話中だったことが明らかになりました。

 CNNによりますと、スペインの司法当局は30日、列車の運転席に取りつけられたブラックボックスを解析した結果、運転士が事故の数分前から電話をしていたことが明らかになったと発表しました。音声記録には、運転士の話し声と電話をしていたことを示すノイズが残されていました。電話の相手は運行指令室の担当者とみられるということです。また、この際、運転士は地図などを手元に広げつつ、運行ルートを確認していた可能性があるということです。

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