ロウハニ大統領が就任「イラン経済を救う」[2013/08/04 10:55]

 イランのロウハニ新大統領が3日、最高指導者・ハメネイ師の承認を受け、7代目の大統領に就任しました。

 ロウハニ大統領は3日、テヘランで開かれた就任式典で、アフマディネジャド前大統領から大統領職を引き継ぎました。式典で、ロウハニ大統領は「私の政府はイラン経済を救い、世界と建設的な関係を築く」などと述べ、選挙戦で公約に掲げた欧米諸国との対話で経済立て直しを進める方針を改めて示しました。ロウハニ大統領は、6月の大統領選挙でハメネイ師に近い候補らを抑え、1回の投票で過半数を得て当選しました。今後は、核問題を巡っての経済制裁の緩和に向けて欧米諸国を相手にどう舵取りをするかが注目されます。4日には、52カ国からの来賓を前に議会で就任の宣誓を行う予定です。

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