ソニーの提案拒否「失望している」 米投資ファンド[2013/08/07 14:54]

 「ソニー」に対し、エンターテインメント事業を分離して上場するよう提案していたアメリカの投資ファンド「サード・ポイント」は、ソニーが提案を拒否したのを受けて、「失望している」というコメントを出しました。

 ソニーの大株主であるサード・ポイントは、映画や音楽などのエンターテインメント事業を分離して上場し、電機事業の再生に必要な資金を確保するべきだとソニーに提案していました。しかし、ソニーは、エンターテインメント事業を保有し続けることが最善の選択だとして、サード・ポイントの提案を拒否しました。これを受け、サード・ポイントは6日、「ソニーの経営陣に失望している」というコメントを出し、「さらなる選択肢を模索していく」という方針を示しました。今後、TОB=株式公開買い付けに発展した「西武ホールディングス」とアメリカの投資会社「サーベラス」のような対立関係に陥る可能性をはらんでいます。

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