ソチ冬季五輪の聖火リレーへ トーチ作りが佳境[2013/08/12 12:14]

 あと半年と迫ったソチでの冬季オリンピックに向けて、聖火リレーのトーチ作りが佳境を迎えています。

 ソチオリンピックの聖火リレーは、歴代最長の6万5000キロを123日かけて巡る予定で、コースのなかには北極点や宇宙なども含まれます。聖火リレーは10月7日にモスクワでスタートしますが、それに間に合わせるため、ロシアの工場ではトーチ、1万4000本の製造が急ピッチで進められています。トーチのデザインは、ロシアの民話で成功と幸福をもたらすとされている「火の鳥」の羽をモチーフにしていて、全長は95センチ、重さは1.9キロあります。また、ロシアの強く吹きつける風と激しい気温差でも炎が消えないような仕組みを作るのに半年を費やしたということです。工場は、来月29日に行われる点灯式までにすべてのトーチを納入するとしています。

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