尖閣問題「平和的解決を…」 米中国防相会談[2013/08/20 14:00]

 アメリカのヘーゲル国防長官は中国の国防相と会談し、尖閣諸島などの領有権を巡る問題について、平和的に解決するよう中国側に求めました。

 ヘーゲル国防長官:「アメリカは領有権の問題については立場を取らないが、各国の主張に関して強制力を伴わず、平和的に解決することが我々の利益だと指摘した」
 中国の常万全国防相は、対話を通じて解決すべきとしながらも、「私たちの領土や主権を守る意志や決定を誰も見くびるべきではない」と日本などをけん制しました。また、サイバー攻撃を巡る問題については、米中両国が作業部会の設置を歓迎するとしたうえで、常国防相がアメリカ側に対し、裏付けのない非難をしたり疑ったりするのではなく、2国間で協力していくよう求めました。

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