シリアの国連調査団 現地調査を終え出国へ[2013/08/31 11:47]

 シリアに入っている国連の調査団が、現地調査を終えました。

 調査団は、シリア政府が化学兵器を使ったと疑われているダマスカス近郊で、26日から調査をしていました。死者の血液や周辺の土壌など検体の採取を終え、31日朝にシリアを出国する予定です。検体の一部は、国際機関の「化学兵器禁止機関」に送られ、分析が始まっています。結果がまとまり次第、潘基文事務総長に報告されます。潘事務総長は30日、5カ国の大使と協議し、安保理の決議がないまま軍事介入に踏み切らないよう求めたとみられます。

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