ロシアと北朝鮮結ぶ鉄道が直通運転可能に[2013/09/23 01:50]

 ロシアと北朝鮮を結ぶ鉄道が大規模な改修を終えて直通運転されることになり、北朝鮮の大臣らが開通式典に出席しました。

 鉄道は、ロシア極東ハサンから北朝鮮北東部の経済特区、羅津(ラジン)までの約54キロの区間を走ります。この区間ではソ連時代から列車の往来はあったものの、両国の線路幅が異なったため、直通運転ができませんでした。開通式典には、北朝鮮側の期待の大きさを反映して全吉寿(チョン・ギルス)鉄道相らが出席し、「ヨーロッパとつながる確実な輸送ルートになる」と述べました。ただ、貨物を積み出す港の整備がまだ終わっていないことから、本格的な商業運行は来年以降になる見通しです。

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