今度は独首相への盗聴疑惑…オバマ大統領に直接抗議[2013/10/24 11:53]

 ドイツのメルケル首相は、自らの携帯電話の通話をアメリカ政府が盗聴していた疑いがあるとして、オバマ大統領に電話で抗議しました。

 ロイター通信によりますと、メルケル首相は23日、オバマ大統領との電話会談で、アメリカの情報機関による盗聴の可能性について「情報が確かなら容認できない」と抗議し、説明を求めたとしています。オバマ大統領は「アメリカはメルケル首相の通信を監視しておらず、今後もしない」と釈明しましたが、過去に通信を傍受したかどうかについては明らかにしていません。オバマ大統領は、21日にもフランスのオランド大統領と電話会談し、フランス国内での盗聴疑惑について釈明したばかりでした。

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