盗聴問題で独首相「スパイ行為あってはならない」[2013/10/25 05:50]

 アメリカの情報機関がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴していたとされる問題で、メルケル首相は「スパイ行為はあってはならない」と強い不信感を示しました。

 ドイツ・メルケル首相:「友人間でのスパイ行為はあってはならない。このことは6月に(米・オバマ大統領に)直接伝えたし、7月にも、そしてきのうも電話で伝えた。これはドイツ国民にも関わる問題だ」
 メルケル首相はさらに、「アメリカとの信頼関係を築き直す必要がある」と強く抗議しました。盗聴問題について、首相自身が公の場で発言をしたのは初めてです。24日から始まったEU=ヨーロッパ連合の首脳会議では、この盗聴問題についても意見が交わされる見通しです。

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