米通商代表「TPP交渉は終盤」年内決着に楽観的[2013/11/02 11:55]

　アメリカ通商代表部のフロマン代表は、TPP＝環太平洋経済連携協定について、「交渉は終盤に入っている」と述べ、目標としている年内の決着に楽観的な見通しを示しました。

　米通商代表部・フロマン代表：「私は楽観的だ。TPPは3年以上交渉をしている。終盤に入っている」
　フロマン代表はまた、TPPの交渉にはまだ重要な課題があるものの、すべての参加国が懸命に協議していると話しました。今月19日から開かれる首席交渉官レベルの会合で、12月の閣僚会合に向けた詰めの作業が行われます。一方、フロマン代表は、アメリカとEU＝ヨーロッパ連合で進める貿易投資連携協定の交渉にとって、NSA＝米国家安全保障局による盗聴疑惑は、「深刻な問題である」との認識を示しました。