“中国人皆殺し”発言で在米中国人らの抗議広がる[2013/11/10 00:56]

 アメリカのABCテレビのトーク番組で、「中国人を皆殺しにすれば良い」という発言があったことを受け、アメリカに住む中国人らが各地で抗議活動をする騒動に発展しています。

 騒動の発端は、番組の司会者が「アメリカは中国からの借金をどうやって返せば良いか」と問いかけたのに対し、出演者の子どもが「中国人を皆殺しにすれば良い」と発言したことです。その後、司会者が謝罪しましたが、アメリカに住む中国人らは、9日にも全米の20都市以上で1万人規模のデモを計画するなど、怒りは収まっていません。
 一方、中国国営テレビは、世界各国のアメリカ大使館の屋上にある白い箱型の物体を取り上げ、「盗聴設備の可能性がある」と大々的に伝えるなど、アメリカへのバッシングを強めています。

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