韓国中部も射程に…北朝鮮が“新兵器”開発を完了[2013/11/19 11:52]

 北朝鮮が今年5月と6月に発射実験を行っていた新兵器の開発が完了したことが新たに分かりました。

 北朝鮮筋などによりますと、新たに開発された兵器は、これまで北朝鮮軍が配備していた240ミリ多連装ロケット砲の射程を約3倍にした300ミリ多連装ロケット砲と呼ばれるものです。射程は180キロ余りで、韓国国防省関係者によりますと、韓国中部の鶏龍(ケリョン)市を狙うことができるということです。韓国政府関係者は「現在の韓国軍には、司令本部を直接攻撃できる新兵器に現実的な対抗手段がない」と話していて、危機感を募らせています。新兵器は現在、実戦配備の準備が進められているとみられます。

こちらも読まれています