削減目標が「低すぎる」COP19で日本を批判[2013/11/20 08:00]

 地球温暖化対策について話し合うCOP19の閣僚級会合が始まり、石原環境大臣は京都議定書の目標達成などこれまでの成果を強調する方針です。

 石原環境大臣:「日本の優れた環境技術、世界のCO2削減に貢献する準備があることをしっかりアピールし、また話をさせて頂きたい」
 石原大臣は20日の演説で、京都議定書で決められた温室効果ガス6%の削減達成を発表します。ただ、2020年以降の新目標はわずか3.8%(2005年比)で、各国から「低すぎる」と早くも批判されています。
 フィリピン代表団、イエブ・サノさん:「後ろ向きな目標ではなく、より高い目標や強い姿勢を見せるべき」
 会議は、数値目標よりも大型化する台風や竜巻など将来の被害にどう備えるかが焦点になりそうです。

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