アイソン彗星生き残った?NASAが新たな映像公開[2013/12/01 07:25]

 NASA=米航空宇宙局は、太陽に最接近して蒸発したとみられていたアイソン彗星(すいせい)の一部がまだ残っている可能性があると明らかにしました。

 アイソン彗星は29日未明、太陽に最も接近しましたが、その後、観測できなくなっていたことから、NASAは彗星が太陽の熱で崩壊し、蒸発した可能性が高いとしていました。しかし、NASAが新たに公開した画像では、中心にある太陽から遠ざかりながら明るく輝く物体が映っています。NASAは、この物体が彗星の残骸か核の一部かは分からないとしながらも、太陽の影響を受けていないアイソン彗星の一部がまだ残っている可能性があるとしています。

撮影:開成学園・石川勝也氏
「NASA/SDO/ESA/SOHO/GSFC」
「ESA/NASA/SOHO/Jhelioviewer」

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