米国防長官「一方的な設定に懸念」中国の防空識別圏[2013/12/05 13:50]

 アメリカのヘーゲル国防長官は、中国の防空識別圏について「一方的に設定したことが最大の懸念だ」と改めて批判しました。

 ヘーゲル国防長官:「最大の懸念は、中国の防空識別圏が何の相談もなく、あまりに一方的にすぐに設定されたやり方だ」
 ヘーゲル長官は、防空識別圏を巡る一連の中国の行動は「賢明ではない」と批判しました。そのうえで、日本や中国などは冷静さを保ち、責任を持って対応することが重要だという考えを示しました。また、デンプシー統合参謀本部議長は、「地域を不安定にさせているのは、防空識別圏の発表ではなく、中国当局が空域に入るすべての航空機に対し、報告を義務付けていることだ」と述べました。

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