張氏処刑で米国務長官「核兵器持たせるべきでない」[2013/12/16 05:31]

 北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)氏が処刑されたことを受けて、アメリカのケリー国務長官は、金正恩政権に核兵器を持たせるべきではないと改めて非核化の必要性を強調しました。

 ケリー米国務長官:「中国、ロシア、日本、韓国など我々全員が歩調を合わせて、北朝鮮の非核化を可能な限り緊急の課題として進めていくべきだ」
 ケリー長官は、ABCテレビとのインタビューで張氏の処刑について「金第1書記がいかに冷酷で恐ろしい独裁政治を行っているか、また、政権の不安定さが分かる」と指摘しました。また、このような北朝鮮の国内情勢のなか、「金第1書記の手に核兵器を持たせることはますます容認できなくなっている」と危機感をあらわにしています。

(C)「ABC THIS WEEK」

こちらも読まれています