「偽り」「生意気」中国政府、総理の言動を痛烈批判[2013/12/28 07:30]

　中国外務省の報道官は、靖国参拝など安倍総理大臣の1年間の言動を振り返り、「偽り・生意気・自己矛盾」と痛烈に批判しました。

　中国外務省・華春瑩副報道局長：「（安倍総理の）きのうの詭弁であれ、1年間の言動であれ、我々はそのなかから何が見えたのでしょう？それは『偽り』であり、『生意気』であり、『自己矛盾』です」
　報道官はさらに、「正義は多くの支持を得るが、反すれば孤独に陥る」という中国のことわざを引用し、日本が国際社会で孤立化の道を歩むかは安倍総理次第だと警告しました。一方、北京では27日、日本大使館前でのデモが呼びかけられました。抗議行動は確認されませんでしたが、日系企業の入るビルの警備も強化されるなど、現地に住む日本人には不安が広がっています。