“内戦”状態の南スーダン 反乱軍は停戦に消極的[2013/12/29 11:57]

 政府軍と反乱軍の戦闘が続く南スーダンで、反乱軍側が即時停戦に消極的な姿勢を示していることが分かりました。

 マシャール前副大統領が率いる反乱軍が今月初めに蜂起し、自衛隊が活動する首都のジュバを含む国土の東半分で戦闘が続いています。これまでに数千人が死亡し、12万人以上が難民になっています。PKO=国連平和維持活動の部隊の増派が始まったほか、政府側は即時停戦を呼びかけています。これに対し、マシャール氏は「確実な監視体制がない限りは応じられない」と停戦に消極的な姿勢を示しています。数千人の反乱軍部隊が韓国軍の部隊が活動する中部の主要都市ボルに接近しているという情報もあり、事態はさらに悪化する恐れがあります。

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