イランの大気汚染深刻化 国会は「首都移転」検討[2013/12/29 11:59]

 イランの首都テヘランで大気汚染が深刻化していて、首都の移転が検討されています。

 テヘランでは、深刻な大気汚染で政府が学校の休校や屋外での活動を制限していて、市民の生活にも支障が出ています。イランの国会は24日、首都移転に関する本格的な議論を始めることを決めました。人口が首都に集中し、直下型地震発生の懸念も移転の必要性の理由の一つに挙げられています。市民は環境の改善を訴えていますが、移転には50年から60年かかるだろうという見方を示しています。

こちらも読まれています