中国念頭に…日仏2+2、安保分野の連携強化で一致[2014/01/10 05:50]

 日本とフランスの外務・防衛の閣僚協議「2+2」が開かれ、東シナ海などを含む安全保障分野での連携強化などで一致しました。

 声明で両国は、アジアでの緊張を低下させる重要性を訴え、防空識別圏を設定した中国の動きを念頭に、国際法に基づく航行や飛行の権利を改めて確認しました。また、防衛装備品の開発協力や輸出についての情報交換などを目指す委員会を設置することでも合意しました。フランスが中国に対し、軍事利用に可能なヘリコプターの着艦装置を売却したことなどについて歯止めをかけたいという日本側からの要請もあったということです。フランス側は5月にも安倍総理大臣を招き、首脳会談を検討しているということです。

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