慰安婦を「世界記憶遺産」に 韓国政府が計画[2014/01/15 12:45]

 韓国政府は、旧日本軍のいわゆる従軍慰安婦をユネスコの世界記憶遺産に登録する計画を明らかにしました。

 韓国の女性家族省によりますと、計画では、慰安婦の証言や写真など、これまで韓国国内で収集した資料に加え、日本などでも資料を集めることにしています。こうした資料をまとめ、早ければ来年にも世界記憶遺産への申請を行い、2017年の登録を目指します。また、申請は中国や東南アジアの国々などと連携して行うことも検討しているということです。韓国メディアは「慰安婦問題に対する国際社会の関心を高める狙いがある」などと報じていて、日本に圧力をかける国際連携を強化する狙いがあるものとみられます。ユネスコの世界記憶遺産は、歴史的に貴重な文書、絵画などを対象としていて、「アンネの日記」をはじめ、日本からは炭鉱絵師の山本作兵衛の記録画などが登録されています。

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