米空軍“核ミサイル部隊”が試験で集団カンニング[2014/01/16 16:49]

 核ミサイル部隊で携帯メールを使ったカンニングです。

 アメリカ空軍は15日、核弾頭も搭載できる大陸間弾道ミサイルを運用する部隊で試験中にカンニングが行われていたと発表しました。カンニングがあったのはモンタナ州の基地で、去年の夏実施したミサイル運用の習熟度を見るための定期試験で、隊員の一人が試験中に携帯電話のメールを使って16人の仲間に答えを送りました。さらに、不正を知りながら報告を怠るなどした隊員と合わせて、カンニングに関与した34人を職務から外しました。カンニングの発覚を受けて、空軍は約600人いる試験の対象者を全員、再試験するとしています。空軍では、去年から不祥事が相次いでいて、今回のカンニングも将校による薬物所持疑惑の捜査の過程で発覚しました。

(C)30th Space Wing at Vanderberg AFB

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