米NSAが世界のPC10万台に監視用ソフト仕込む?[2014/01/16 22:39]

 ニューヨーク・タイムズ誌は15日、NSA=米国家安全保障局が世界中の10万台近いコンピューターに情報を送受信できるソフトや機器をひそかに埋め込んでいると報じた。NSAの文章やアメリカ当局者の話として伝えた。最大の特徴は、コンピューターがインターネットに接続していない状態でも埋め込まれた無線機を通じて情報を盗み取ることができるということで、インターネットに接続されていない各国政府の独自のネットワークにも侵入できるという。2008年ごろから実用化され、中国軍やロシアの軍事ネットワーク、メキシコの警察や麻薬組織などのシステムにも埋め込まれたと伝えている。

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