「日本がイルカ漁擁護」米メディア相次いで報道[2014/01/22 10:03]

 和歌山県太地町伝統のイルカの追い込み漁についてアメリカのキャロライン・ケネディ駐日大使が反対を表明したのを受けて、アメリカのメディアがこの問題を相次いで取り上げました。

 CNNテレビは、「この映像がストレスを与える可能性がある」と視聴者に前置きした上で、イルカ漁の映像を紹介しました。日本で毎年行われているイルカの殺害が激しい怒りを巻き起こしているなどと指摘しています。21日のニューヨーク・タイムズ電子版は、菅官房長官が「イルカ漁業は、我が国の伝統的な漁業の一つである」と反論したのを受けて、「日本がイルカ漁を擁護」との見出しで報じました。また、「ケネディ氏の反対表明は驚きで、その知名度からすると、日本にとって大きな圧力になり得る」と分析しています。

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