ビットコインのマウントゴックス社長「日本で努力」[2014/02/27 11:46]

 仮想通貨「ビットコイン」の取引を停止した東京の「マウントゴックス」など複数のビットコイン業者に対し、ニューヨーク連邦地検が召喚状を送りました。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、マウントゴックスに対する召喚状は今月に送付され、証拠となる文書などの保全も要請しました。ロイター通信は、マウントゴックス以外のビットコイン業者にも召喚状が送付されたと伝えています。ニューヨーク連邦地検は、マウントゴックスなどに対し、ここ数週間の間にサイバー攻撃にどう対処したかについて事情を聴くということです。一方、マウントゴックスのマルク・カルプレス社長は26日、「私はまだ日本にいて、問題解決に向けて懸命に努力している」とコメントを発表しました。この問題では、利用者のビットコイン約370億円分が宙に浮いた状態になっています。マウントゴックスに金を預けている人の一部は、27日午後にも警視庁に被害の相談に行くということです。

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