「北朝鮮は嘆かわしい状況」 米国務省が人権報告書[2014/02/28 15:55]

 アメリカ国務省は、去年の国ごとの人権状況をまとめた報告書を発表し、北朝鮮に関して「嘆かわしい状況が続いている」と非難しました。

 ケリー国務長官:「私たちが直面している安全保障上の最大の問題は、政府が国民の基本的人権を否定しているということだ」
 報告書では北朝鮮について、去年12月に事実上のナンバー2といわれた張成沢(チャン・ソンテク)氏が死刑判決を受けた後、すぐに処刑されたことや、約10万人が収容されている政治犯収容所の厳しい状況などを挙げて、「嘆かわしい状況が続いている」と非難しています。また、150ページ以上に及ぶ中国の部分では、政府によって人権活動家に対する弾圧や表現や集会の自由などが制限され続けていると指摘しています。

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