米海軍高官「トモダチ作戦での健康被害ない」[2014/03/01 14:20]

 アメリカ海軍の高官が、東日本大震災の際、トモダチ作戦に参加した水兵やパイロットへの放射線による健康被害について、問題は無いとする一方で、調査を続けていることを明らかにしました。

 米海軍・メイバス長官:「トモダチ作戦の最中に過剰な放射線を浴びたことを示すものは無い。注意を重ねているだけだ」
 東日本大震災の直後に救援活動のためトモダチ作戦に参加した原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員らが、その後、がんになったという訴えを受けて、アメリカ議会は2014年度に調査費をつけています。メイバス長官は、「当時も放射線には非常に注意していて、健康被害は無い」という認識を示しましたが、念のため引き続き調査していると強調しました。CNNによりますと、70人以上の水兵や海兵隊員が、東京電力を相手取って総額100億円以上の賠償金を求める裁判を起こしています。

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