攻撃する…ウクライナ軍への最後通告期限まもなく[2014/03/04 11:47]

 ウクライナ情勢です。ロシア軍はウクライナ軍に対し、日本時間の4日正午までに投降しなければ攻撃すると最後通告したということです。

 (陣中文記者報告)
 最後通告の期限が迫っていますが、モスクワでは、攻撃についてほとんど報じられていません。ウクライナ政府は3日、ロシアの黒海艦隊の司令官がクリミア半島のウクライナ軍に対し、4日午前5時を期限とする最後通告をしたことを明らかにしました。ただ、ロシアメディアはこれを否定する情報を伝えています。一方、ウクライナメディアは、ロシア軍部隊がフェリーを使い、クリミア半島の南東部に上陸を始めていると報じるなど、情報が錯綜(さくそう)しています。また、ロシアのチュルキン国連大使は安全保障理事会の緊急会合で、軍の派遣はヤヌコビッチ前大統領がプーチン大統領に要請したものであると主張しました。現在のところ、軍事衝突が起きたという情報は入ってきていませんが、緊迫の度合いは刻一刻と高まっています。

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