プーチン大統領 「クリミア併合考えていない」[2014/03/05 05:50]

 ロシアのプーチン大統領は4日、ウクライナ情勢について記者会見し、クリミア半島の併合は考えていないとしたものの、今後の情勢次第では軍事介入もあり得ると含みを残しました。

 ロシア・プーチン大統領:「(Q.クリミアを併合するつもりは?)考えていない」「軍事行動は現時点では必要無いが、その可能性はある」
 プーチン大統領は、現在、クリミア半島の複数の空港やウクライナ軍基地などを包囲している武装集団は、ロシア軍の兵士ではなく、地元の自衛軍だと主張しました。軍事力の行使は最後の手段であるとしながらも、ウクライナ国内にいるロシア系住民の要請があれば、あらゆる手段を講じる権利があると強調しました。また、アメリカやEU=ヨーロッパ連合などがロシアに対して経済制裁を発動すれば、双方にとって損失になると警告しました。

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