軍施設を次々に掌握 「ロシア化」進むクリミア[2014/03/23 17:52]

 ロシアが編入を完了したと表明したクリミア半島では、ウクライナ軍の基地が次々に制圧されるなど「ロシア化」の動きが進んでいます。

 クリミア半島南西部のベルベク空軍基地に22日、ロシア軍の装甲車や親ロシア派の自警団が外壁を破壊するなどして突入し、制圧しました。投降を拒否し、立てこもりを続けていたウクライナ軍の部隊は武装解除されました。セバストポリの海軍基地でも、艦艇がロシアの黒海艦隊によって次々と接収され、ロシア海軍の旗が掲げられました。一方、ウクライナ暫定政権のトゥルチノフ大統領代行は、「領土を侵略する者と我々は戦う用意がある。国を守るためにはそれ以外に方法はない」と述べ、対決する姿勢を示しました。

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