米ロ電話首脳会談 外交的解決目指すと合意[2014/03/29 11:47]

 ウクライナ情勢を巡って、オバマ大統領とプーチン大統領が電話で会談し、外交的な解決を目指して引き続き外相会談を行っていくことなどで合意しました。

 ホワイトハウスによりますと、オバマ大統領からは、国際監視団の派遣やウクライナの憲法改正などを盛り込んだアメリカ側の提案について、ロシア側も具体的な対応を文書にまとめるよう持ち掛けました。そして、この提案を巡って、来週、再び双方の外相が会談することで合意しました。さらに、ロシアがクリミアやウクライナ国境付近に展開している軍を撤退して、これ以上、緊張を高めないよう改めて求めたということです。一方、プーチン大統領は、ウクライナで過激派が市民や政府などを脅かしていると説明し、国際社会に状況を安定させるための協力を呼び掛けたということです。

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