消費増税控え浜田参与「慎重論言うべきだった…」[2014/03/29 11:53]

 来月1日からの消費増税を控え、アベノミクスの理論を支える浜田宏一内閣参与は、「もう少し慎重論を言うべきだったかもしれない」と経済の伸びが鈍くなっている現状に不安をのぞかせました。

 浜田宏一内閣参与:「将来が分かって、実質成長がこのくらいになると分かっていたら、もう少し慎重論を強く言うべきだったかもしれません」
 浜田参与はANNの取材に答え、安倍総理大臣が去年10月に消費増税の判断をした時は、年率で4%近い実質GDP=国内総生産の伸びがあり、その勢いがもう少し続くと思っていたことを明らかにしました。しかし、実際にはその後、2四半期連続で年率1%前後と伸びが鈍くなっています。浜田参与は、消費税アップによるマイナス効果が大きかった場合は、5月の連休明けにも更なる金融緩和をする必要があるとしています。

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