中国で“強制連行”訴訟 日本企業に賠償金要求[2014/04/02 08:00]

 戦時中の強制連行を巡り、中国でまた新たな集団提訴です。河北省の元労働者らが日本企業に対し、賠償金などを求める訴状を裁判所に提出しました。

 原告は、87歳から96歳の元労働者3人と遺族ら合わせて31人です。日本に強制連行されて過酷な労働を強いられたとして、三菱マテリアルと日本コークス工業に対し、一人あたり日本円で約2000万円の損害賠償と謝罪を求めています。
 原告の元労働者:「食べ物もちゃんと食べさせてもらえなかった。奴隷のような生活だった」
 中国では、強制連行の損害賠償を求める提訴が相次いでいて、2日も100人規模の集団提訴が予定されています。

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