胡耀邦氏の三男・胡徳華氏 日中関係改善を訴え[2014/04/16 05:50]

 日本に友好的な中国の指導者として知られた胡耀邦元総書記の三男・胡徳華氏が、日中関係改善の必要性を訴えました。

 胡徳華氏:「中国人は(日本に)感謝の心を持つべきで、友好を多く語り、恨みを語るのは少なくするべきだ」
 胡徳華氏は、父親である胡耀邦元総書記の25回目の命日となる15日、中国南部の江西省にある墓地を訪れました。追悼後、報道陣の前で、「胡耀邦元総書記と中曽根元総理がお互いの国を訪問し、友好関係を深めた」とし、「中国と日本のウインウインの関係が続いていくことを望む」と強調しました。また、胡徳華氏の兄である胡徳平氏は、習近平主席と近いともいわれ、先週の日本訪問の際には安倍総理大臣と面会していました。今後、日中関係改善の足掛かりとなるのか注目されています。

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