米中高官協議 6カ国協議再開のめど立たず[2014/04/18 13:54]

 6カ国協議の議長を務める中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表がアメリカの国務省高官と協議の再開を巡って3日間話し合いましたが、再開に向けてのめどは立っていません。

 武代表は、デービース北朝鮮担当特別代表ら国務省高官と3日間にわたって6カ国協議の再開について協議しました。武代表は終了後、「お互いの共通認識を広げ、意見の隔たりを縮小させた」と強調しましたが、6カ国協議の再開については「次の段階で引き続き議論する」と述べるにとどまりました。依然として、協議を再開できる環境ではないとの立場を取るアメリカの方針に変化はないものとみられます。北朝鮮は「新たな形態の核実験を排除しない」などとして、核兵器開発に向けた姿勢を全く変えていません。

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