中国の船舶差し押さえ問題 「他にも提訴を準備」[2014/04/23 05:50]

 中国で「商船三井」の船が裁判所に差し押さえられた問題で、他にも同じような裁判を起こす準備が進められていることが分かりました。

 商船三井の裁判で原告を支援している「中国民間対日賠償請求連合会」の童増会長によりますと、日中戦争当時の船の賃貸借を巡る問題が天津でもあり、提訴の準備が進められているということです。訴えの相手となる日本企業の名前などを近く公表するとしています。童会長は、今年になって中国で提訴が相次いでいる強制連行を巡る裁判も支援しています。
 中国民間対日賠償請求連合会・童増会長:「日中関係(の悪化)は臨界点に達している。我々が裁判を起こさなければ、人類に対する犯罪になってしまう」

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