オバマ大統領の「尖閣は安保適用」に反発 中国[2014/04/24 00:05]

 中国外務省は、アメリカのオバマ大統領が沖縄県の尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲内だと明言したことについて、「断固反対だ」と強く反発しました。

 中国外務省・秦剛報道局長:「米国は、領土主権の問題で、どちらの肩も持たないとの承諾を固く守り、言動を慎み、地域の平和と安定のために建設的な役割を果たすべきである」
 秦報道局長は、尖閣諸島について「中国固有の領土だ」と主張し、日米安保条約を適用することには「断固反対だ」と強調しました。また、「日米同盟は冷戦時代に形成されたもので、中国の領土主権と正当な権益に損害を与えてはならない」と述べ、オバマ大統領の来日を機に日米が同盟関係の強化を図ろうとする動きを牽制(けんせい)しました。

写真提供:内閣広報室

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