中国が慰安婦資料を公開「日本軍強制下で事業運営」[2014/04/29 10:33]

 中国・吉林省の資料館が慰安婦関連の資料を初めて外国メディアに公開し、旧日本軍の強制下に慰安婦があったと主張しました。

 吉林省の資料館は、通常は展示をしていない南京事件や慰安婦問題に関する旧日本軍などの資料89点を初めて外国メディアに公開しました。中国側は、慰安婦問題に関しては慰安婦を募集する費用が当時の満州中央銀行から支払われた記録や憲兵隊による詳細な記録があるとしています。そして、「日本軍の支配下で、強制的に慰安婦事業が営まれていた」と主張しました。中国政府は、外国メディアに歴史問題を取材させる機会を今年すでに3回も設けていて、その目的を「記者を通じて国際社会に正義の声を伝えるため」としています。

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