アメリカで死刑執行“失敗”?声を上げ苦しみ死亡[2014/05/01 22:39]

 先月29日、アメリカ南部オクラホマ州で、1人の死刑囚に対して死刑が執行されようとしていた。だが…。
 立ち会った記者:「何が起きていて、何かが間違っているのか分からず、とても混乱した。彼が死ぬのか、薬物が効いているのかも分からなかった」
 アメリカでは、複数の薬物を投与する死刑の執行が一般的だ。しかし、この日は薬物の投与後、いったん意識を失ったとみられた死刑囚が、その後、体を動かし、声も上げたという。死刑囚は、約40分間、苦しんだ末に、心臓発作で死亡した。死刑執行に使われる薬物を巡っては、死刑に反対するヨーロッパの製薬会社が薬物の提供を拒否している。このため、オクラホマ州では、試験を行っていない組み合わせの代替薬を投与したという。

こちらも読まれています