TPP「大統領の直接関与で進展」米フロマン代表強調[2014/05/02 19:26]

 アメリカ通商代表部のフロマン代表は、先週の日米首脳会談での協議の結果、TPP=環太平洋経済連携協定全体の交渉に大きな弾みをつける成果があったと強調しました。

 米通商代表部・フロマン代表:「日米の溝を埋める作業は残っているが、大統領の直接関与で進展したこの画期的な成果は、TPP交渉全体に大きな弾みをつけるものになるだろう」
 アメリカ議会上院の公聴会に出席したフロマン代表は、日米間のTPP交渉について、「先週の首脳会談では合意には至らなかった」と述べました。しかし、特に懸案の自動車と農業分野について、「前進への道を定めることができた」と成果を強調しました。フロマン代表は、TPP全体の交渉を年内に妥結させたいという意向を示しています。

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