NASAも警告 地球温暖化は深刻“海面が1.2m上昇”[2014/05/13 10:27]

 NASA=アメリカ航空宇宙局などの科学者たちは、地球温暖化によって西南極の氷が解け続け、ここ2、3世紀の間に海面が1.2m上昇するという報告を発表しました。

 NASAやカリフォルニア大学の研究チームは、南極の西半球側を覆っている氷のこの40年間の衛星・航空写真などを分析しました。その結果、西南極の氷が地球温暖化の影響を受けて記録的な速さで解け続けていて、決して止まらないと結論付けました。そして今後、2、3世紀の間に1m20cmの海面上昇をもたらすと予測しています。西南極は、これまでもさまざまな研究で温暖化の影響を最も受けている地域と指摘されてきましたが、今回の発表で深刻な状態が一層、浮き彫りとなりました。

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