FIFAサッカー、ワールドカップの開幕を控えたブラジルで、都市開発によって家を失った人々が怒りの声を上げています。
テント村の住民:「ワールドカップのことなんて知りたくもない。試合も見たくない。幸せだと感じないんだ」
開幕戦が行われるサンパウロのスタジアムに近い丘では、開発による家賃の高騰などで家に住めなくなった約4000世帯が私有地を占拠して、行政に住宅を用意するよう迫っています。また、サンパウロ中心部でも、家を失った人がホテルだった建物を占拠して生活をしていて、当局を悩ませています。
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